NHK「あさイチ」のプレミアムトークでは、横浜流星さんが映画『汝、星のごとく』の役作りについて語っていました。
特に印象に残ったのは、高校生から30代まで、およそ15年間という長い年月を一人の俳優が演じるために、さまざまな工夫をしていたことです。
横浜さんは「役を生き切る覚悟」を誰よりも強く持っているという趣旨の話をされていました。泳げないところから潜水のライセンスを取得したり、役作りのために体重を40キロまで落としたりしたそうです。
私は、その徹底した姿勢に驚きました。
この記事では、番組で紹介された横浜流星さんの役作りの工夫や、俳優としての信念、そして私が番組を見て感じたことを紹介します。
高校生から30代まで約15年間を演じる
今回の作品では、登場人物の高校生時代から30代までが描かれます。
同じ人物でも、高校生のころと30代では当然、見た目だけでなく表情や雰囲気も変わってきます。
番組では、この長い年月をどう表現したのかという話になりました。
特に驚いたのは、体重まで変化させながら役を作っていったという話です。
高校生の時期には体重を増やし、その後、物語の時間の経過に合わせて変化させていったそうです。
ただ若く見せたり、大人っぽい服装をしたりするだけではありません。
体そのものを変えながら15年間を表現するというのですから、俳優という仕事の大変さを感じました。
年齢とともに「顔つき」まで変えていく
番組の話を聞いていて、もう一つ興味深かったのが顔つきについてです。
人は15年も生きれば、さまざまな経験をします。
楽しいこともあれば、苦しいこともあるでしょう。
そうした人生の積み重ねによって、同じ人でも少しずつ表情や雰囲気が変わっていきます。
今回の作品では、そうした変化まで意識して演じていたことが伝わってきました。
私はこれまで映画を見るとき、ストーリーを追うことが中心でした。
しかし、こうした役作りの話を聞いてから見ると、「この表情は高校生のころとどう違うのだろう」という別の楽しみ方もできそうです。
監督とのやり取りから感じた役作りの難しさ
番組では、監督とのやり取りについても語られていました。
撮影では時間に追われることもあり、焦ってしまったことがあったそうです。
そのため、監督の演出を十分に聞けない状態になってしまったこともあり、それを振り返っていました。
映画は俳優一人で作るものではありません。
監督をはじめ、多くのスタッフと一緒に一つの作品を作っていきます。
役に入り込むことも大切ですが、周囲とのやり取りも同じくらい大切なのだと感じました。
原作者へ自分で手紙を書いた
私がもう一つ驚いたのが、原作との出会いについての話でした。
作品に強くひかれ、原作者へ自分で手紙を書いたという話が出てきました。
そして、さまざまな縁が重なり、映画に関わることになったそうです。
「この作品を映画にしたい」「この作品に関わりたい」と思っても、それが実現するとは限りません。
それでも自分から行動したことが、その後の仕事につながっていったという話は印象に残りました。
『汝、星のごとく』はどんな物語?
番組で紹介された映像では、若い男女がそれぞれ違った人生を歩んでいく様子が描かれていました。
一人は東京へ出て成功し、華やかな世界へ。
もう一人は母親のために島に残ります。
同じ時間を生きながら、それぞれ違う場所で人生を歩んでいく二人。
高校生から30代までという長い年月が描かれるからこそ、若いころの選択が、その後の人生にどうつながっていくのかも見どころになりそうです
横浜流星さんが語った「役を生き切る覚悟」
今回の「あさイチ」で、私が特に心を動かされたのは、横浜流星さんの俳優としての覚悟でした。
横浜さんは、役を生き切る覚悟を誰よりも持っているという趣旨の話をされていました。
私は、この言葉を聞いて、横浜さんがさまざまな役になりきれる理由が分かったような気がしました。
単に役を演じるのではなく、その人物の人生を生き切ろうとする強い信念。
だからこそ、作品ごとに異なる人物になりきることができるのだと思います。
横浜流星さんの演技を支えているのは、技術だけではなく、この覚悟なのだと感じました。
あさイチを見て感じたこと
今回のプレミアムトークを見て、映画の裏側には、私たち観客には見えない準備がたくさんあることを改めて感じました。
特に印象に残ったのは、15年間という時間を表現するために、体重や顔つきまで考えて役を作っていたことです。
そして、原作者へ自分から手紙を書いたという話にも驚きました。
待っているだけではなく、自分から動く。
これは俳優の世界だけではなく、私たちの日常にも通じるところがあるように思います。
映画を見る機会があれば、ストーリーだけでなく、高校生から30代へと変わっていく姿や表情にも注目してみたいと思いました。


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